本日、バリアフリーについて考える。 ニーズにあったものって健常者が思うより難しいのに気づいた。

今日、貧血注射を終え、
歯科に移動している時のこと。


ちなみに…
今日は、浜松駅界隈までクルマで貧血注射を打ちに行き、
浜松駅を少し越えた辺りにある歯科に移動して治療、
家に戻ってクルマを置き、
今度は電車で浜松駅界隈に出かけ、
お友達と待ち合わせして、ランチ。
そのあと、中学の参観会。



相変わらずのハードスケジュールで、
押せ押せな感じ。
早めに行けば、早めに終わるかもしれない…
で、なるべく早く歯科に行きたかった。



で、交差点。
私は完全に青信号。
歩道から、おばあさんが
ちょろっと飛び出した。

こういうの押して。

 

おばあさんの方は赤。
そのまま飛び出して来るかも…
と、減速。
でも、そのおばあさんは車道に少し降りたところで、
そのまま信号待ち。



ビックリした。
けっこう急いでいたから、
もう少しおばあちゃんの飛び出すタイミングが遅かったら、
おばあちゃんを轢きはしなかっただろうけど、
急ブレーキになり、
上り坂だったこともあり、
かなりアクセルを踏んでいただろう
後続のクルマに追突されていたかも。

 



次の信号で止まったので、
ルームミラーで、おばあちゃんを確認。
轢かれやしないかとヒヤヒヤした。

 


後続のクルマも、
おばあちゃんを大きく避けて
進んで来た。



やがて、おばあちゃんの方の信号が青になり、
ゆっくり進み始めた…
ホッとした…



「おばあちゃん、出過ぎたらあかんわ〜」
と言いながら、こちらの信号も変わったので、
走り始めた…



で、しばらく走って気がついた。




歩道は横断歩道に向かって、
坂を降りる構造になっていた。

 

 


おばあちゃんの手押しクルマは、
勢い、坂を降りてしまったのではないかと。

 



バリアフリーの歩道。
手押しクルマのおばあちゃんには、
もしかしたら、よろしくないのかもしれない…




そんな気づきがあった。



歯医者を終え、
家にクルマを置き、
電車に乗り、
友達とお昼ご飯を食べ、
バスで中学に到着。



バスの降り口は前、
乗り口は中央。



降りて、バスの後方に進むと、
乗り口で、手押しクルマ(酸素吸入用だった)
を押したおじいさんがいた。

 


バスに乗りたいんだけど、
手押しクルマを持ち上げて上手く乗れない。

 



で、手伝ったのだ。
その手押しクルマをバスに乗せるのを。



重い。

 


きっとあのおじいさんも、
坂になった歩道って、
大変なんだろうな…



バリアフリーって難しいんだね…。

 

 

 

               

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