今日、娘が
「集団的自衛権って何?」
と聞いて来た。
ビックリ!
なんと彼女らしくない質問。
で、どうしてその質問なのか?
を聞いた。
発生源を聞かなきゃ、
どこから説明したら良いのか、
わからないし。
すると…
「私はもう年なので行く事はありませんが、
あなたたちは戦争に行かなくてはならないかもしれません」
と、担任の先生が話をしたそうだ。
う〜ん。
どうしたもんですかね…
余りに乱暴な説明やないかな…
娘に説明を少々しました。
まとめると…
集団的自衛権と言うのは、
国家としては当然の権利。
でも、日本は過去の戦争の経験がある。
そこには多くの教訓があり、反省がある。
それに基づいて、
今の平和憲法を持っている。
そこには、戦争はしないとある。
だから、日本は戦争はしない。
でも、国と言うものは国民を守るべきものであり、
自分たちが手を出す事はしないけれど、
手を出されたら、
「はい、どうぞ」
と言うわけにはいかない。
押されたら、押し戻す力は必要なのだと。
その押し戻す力を、
「先生は戦争に行くかも知れない」
と言う表現にされたのかもしれないけれど、
でも、日本は戦争をしないと決めている。
人間には知恵がある。
その知恵を駆使して、戦争は回避して行くものなんだよ。
まず、押される事を回避する。
そこに知恵を使わなきゃね。
難しい質問だったけど、
私の今できる限りの説明をしたつもり。
教師の思想を真っ白な子供に短絡的に押し付けるのはどうしたものか…