生きたお金、死んだお金。くどくど話をしたけれど…

さっき、娘が

「赤白帽を買って欲しい」
と。
 
 
 
 
赤白帽を失くしたという。
 
 
 
 
 
 
よくよく聞くと、
ゴムが伸びてて脱げがちでうるさかったので、
体育の時間に脱いで、どこかに忘れて来てしまったらしい。
次の日に被ろうと思ったら無くて、探したけれども無かった。
という。
 
 
 
 
 
忘れたのは一昨日、
気付いたのは昨日。
 
 
 
 
 
出てくるかもしれないよ。
落とし物置き場を見た?
誰かが間違えて持ってるかもしれないよ。
もう少し探したり聞いたりして待ってからにしよう。
と提案…
ってか、
簡単に買うって言うなと、
モノは大切にしなきゃいけないと説教したのだけど…
 
 
 
 
 
くどいから、私…
生きたお金、
死んだお金、
なぁーんて話にも発展して、
娘も神妙に聞いていたんだけど…
 
 
 
 
 
「先生が早くなんとかしてねって」
 
 
 
 
 
すぐに買ってくれと言った理由。
 
 
 
 
 
プチーン
 
 
 
 
 
 
その言い方はっ!?
その曖昧な、
でも、
買うなり何なりさっさとしろよと言う決め方はっ!?
ちょっと違うんじゃないの!?
 
 
 
 
 
本人にもう少し探したり、
お友達にも聞くように促すのが教育じゃないのか?
 
 
 
 
 
 
買って解決。
そりゃそれが早いよ。
別に680円。
大した出費でもない。
だけど、そうじゃないんじゃないかな…
 
 
 
 
 
 
娘に熱く説教してたんだけど、
その一言で萎えた。
で、購入した。
 
 
 
 
 
運動会とか、マラソン大会が近くて…なら仕方のないことかもしれないけど、
そんなに急ぐ必要もないこの時期。
 
 
 
 
 
 
赤白帽を買った後、
スタバに行って、
娘にココア、自分にコーヒーを買って、
飲みながら、
説教聞いて疲れたやろ?
で、甘いもの飲んで幸せやろ?
さっき生きたお金、死んだお金の話をしたけど、
こういうのは生きたお金やねん。
飲んだら終わりで無くなってしまうけど、気持ちは明るくなれたやろ?
買った赤白帽はこれから役に立つけど、それ買ったお金はお母さんにしたら無駄金、死んだお金やん。
 
 
 
 
 
前の赤白帽はどうしたんやろ。
「大事に使ってね」
って、一生懸命作った人が居て、
「大事に使ってや」
ってお父さんが買ってくれたんやで…
 
 
 
 
 
なかなか難しい説明だった。
ここでクリスチャンやったら、
「神様がおつくりになった」
で、全部済むんだけどな…
 
 
 
 
 
 
わかってくれたかなぁ。
どうかなぁ。