何が正しくて何がいけないのか、そんな難しいことはわからないけど、着地点はどこにも無いことはわかる。

心の奥に
ちょっとしたトゲが数本刺さってる。



それはどれも
どう言葉を尽くそうとも
着地点が見つけられなかったものだ。



どうして見つけられなかったのか…
 


それは、
耳は傾けてくれるけれど、
それだけで。
心には何も届かないから。



言うだけ無駄ってことですね。



でもね…
だってね…
言いたいこと、
言いたくなることは、
よくわかる。



でもね…
ここで敢えて使うよ。
でもね…
言ってても
仕方ないことってある。



うまく折り合いつけなきゃいけないことってある。



以前、
私がウィンカー出して、
正しく右折の途中、
何を考えたか、
右からバイクが追い抜きかけてきて、
派手にぶつけられたことがあった。



それって、
当然、バイクが悪いでしょ。
こちらになにか出来ることあったんでしょうか?



でも、
相手はバイクで交通弱者、
そして、
停止中ではない私。
1割の非があることを
私は認めることになった。



でも、
そういうものなんだよ。



隕石に当たったくらいの諦めなんだけどね…



全ての事例において、
善悪を綺麗に分けることは、
本当に難しいと思う。



せめて聞く耳を持って欲しい。
聞くというのは聞き流すことじゃない、
ちゃんと理解し受け止めるってこと。




聞く耳を持ってもらえない限り、
勇気を出して言葉を発した私は、
無駄にそのひとを傷つけただけなんだよね…
何の意味もない。
後味の悪さがただただ残るのみ。



疲れたな…
いいひとの顔すんのも。



心にちょっとしたトゲが刺さってる。
ゆっくり1人で抜くとしよう。
抜いた後のことまでは、
もう知らない。