お年玉やら何やら、何と26,000円も入っていた。
真っ青。
私のお財布よりたくさん入ってるやん（泣）
「牛乳を買って来て」
と頼んだら、快くひきうけてくれて…。
自分のお財布に全財産ともに、牛乳分の小銭を入れて出かけて、落としたそうだ。
「お財布がない」
と言って、真っ青になって帰って来た。
お店まで歩いた道をもう一度歩いてみるけど、無い。
「一応、警察行くけど、たぶん帰って来ないと思うよ」
そう言いながら、警察へ。
先客が居て、男の子を連れたお父さん。
「では、落とし主が現れても、お金の権利は放棄するで良いですね？」
とお巡りさん。
ふと見ると、拾得物の封筒には、次男のお財布。
「あの、それ、ウチの子が落としたお財布みたいなんですけど」
「お名前は？」
名乗ると、
「確実だな」
「あっ奥さん、一応ですけど、保険証持っています？」
「はい。持っています」
で、本人確認かと保険証を持って来たら、お巡りさんはにっこり。
「お財布に、保険証の写しが入っていたんですよ」
次男、どうやらお財布に自分の保険証の写しを入れていたらしい。
何故、お財布に保険証の写しを入れてるんだか…。
彼のする事は、毎度よくわからないけれど。
おかげで、すんなり本人確認。
良かった。
権利放棄しますからと帰ろうとする親切な二人から、無理矢理、連絡先を聞いた。
めちゃめちゃ近所やん。
話を聞いたら、もちろん同じ小学校の1年生の男の子だそうだ。
お礼しなきゃ。
小学校にも「良い子」の報告せねば。
本当にうれしかったです。
