批判的だったけど…反省。先生が子供達に敬称をつける訳

浜松の小中学校では、
男女共、基本的に「さん」付け。
先生がです。


ただ、長男が小学校に入学した当時よりは緩くなっている。


最初それに非常に違和感があった。
今じゃ緩くなったこともあるかもしれないけど、
慣れちゃったのか、
さほどの違和感は感じなくなった。


先生は子供達に対して、
もっと上から目線で良いのにと思ったものだ。


指導者たるものある種の畏怖の念を持たれて良いのではないかと。
もちろん、怖がらせるという意味じゃないです。


その上、界隈は(浜松市全部じゃないです)
これと正反対で、
呼び捨てなのだ。
子供同士だけでなく、親が自分の子供の友達を。


それは強烈に違和感があった。


大して突っ込んだ話もしたことない息子の友達のお母さんから、
呼び捨てで息子の名前が出ることに。


そういう環境に慣れていない私は、
ニッコリ笑いながら、
「あんたにうちの大事な息子を呼び捨てされる覚えはない」
と、心の中で拳を握ってしまったものだ。


これも慣れたけどね。


そして、
この呼び捨てにするって言うのは
それは界隈の垣根が低さ…
フランクと言うか、
裏がないと言うか、
この辺りの良いところでもあるし。


さて、前置きが長くなりました。



昨日、小学6年生〜中学2年生の子供達を
数時間見る機会があった。
観察していると、
相手を見事に呼び捨て。
年齢差関係なく。



そして、
見るに耐えなかったのは、
呼び捨てについてくる言葉というのは、
優しい言葉では決してない。



本当に、棘がいっぱいだ。
最初の第一歩か呼び捨てだと、
負の感情を表現する言葉はかなりヘヴィになる。
どうしても。


そして、自己主張が強い子供達、
オレオレ(ワタシワタシとも言うだろうけど…)
「オレ、それしってる!」
「オレ、それやって見せたい」
「オレって凄いだろー!」
人が話している途中だろうか、
なんだろうが、
お構いなしで強引に割り込む…



相手を敬ったり大事にする気持ちが生まれない。
毒ばかりが生まれる。


これを何と表現したら良いのだろう。


ここで話は戻る。
先生方が児童生徒に敬称をつけるに至ったのは、
こういう状況にそこここで陥る日常に、
頭を痛めた末なんだろうな…
と、感じた次第。