一昨年の年賀状。
毎年送られてくる可愛い彼のお子さんの写真を思い出し、お子さんの話題に触れて出した。
元日に届いた年賀状は、
「◯月に離婚して、△月に再婚しました」
だった。
子どもの話はまずかった…
昨年、激やせの年賀状が来た。
小太りで二重顎バンバンだった面影はなく、ビックリ。
そして、今年。
ついに、体脂肪率ヒトケタだそうだ。
写真を見た。
福々しかった顔から、丸みが消え、頬骨が出て、ダイエットの成果が出てると言うか、ちょっとやり過ぎ感も…
もう、出会っても、わからないと思われる。
おっとりとした性格も変わってしまったんだろうか…
銀行時代、その存在がありがたかった。
頭の凄い良い人で、仕事もできた。でも、そこを押し出すことは絶対にせず、同期のオアシスのような方だった。
バブル入行の銀行員。
ここ二十数年、銀行にはいろんなことがあった。
どの銀行も受難ばかりとは言わない。いろんなパターンがあるから。
ただ、私の居た銀行は、かなりの荒波を受けた。(都合の良い言い方で申し訳ないけど)
私の銀行員生活はたった3年3ヶ月で、バブルの中に始まり、バブルの中で終わったお気楽なものだったけど、彼はもっと長く、そして、厳しいものだったはず。
その中で悩み苦しんだだろうし、自分自身ではどうしようもない事態に直面し、翻弄されたはずだ。
時には、彼らしくない生き方もせねばならなかっただろうと思われる。
どのタイミングで、銀行を離れたのだったか、いろんな方とごちゃごちゃになってしまって、曖昧だけれど、そう、あれもこれも年賀状で知ったことだ。
何が言いたかったんだろ…
年賀状でやけにしみじみしてしまい…